カルチュア・インフラを、つくっていくカンパニー。

トップメッセージ

代表取締役社長兼CEO 増田宗昭からのメッセージ

代表取締役社長CEO 増田宗昭

企画会社、CCC

「カルチュア・コンビニエンス・クラブは、企画会社です」 そう聞いても、「その通りだな」と腑に落ちる人はそう多くないかもしれません。 すべての会社で、会議では企画書を出すでしょうし、企画をしない会社なんてないでしょうから。 ただ、私たち、カルチュア・コンビニエンス・クラブ(CCC)がいう「企画」とは、 ライフスタイルに革命を起こすような仕組み、つまり、生活を新しくするインフラやプラットフォームのことです。 「こんな生活はどうですか」と、ライフスタイルの提案をして、 それを誰でも利用できるインフラにすることなのです。

 

処女作としてのTSUTAYA

私たちの企画の出発点となったのが「TSUTAYA」です。 映画、音楽、本を、一つのお店でで買える、借りられる・・・という生活を提案し、 それを全国で誰もが活用できる仕組みにしました。 今でこそ、TSUTAYAでDVDを借りるのは当たり前になっていますが、創業当時、30年前には、それは新しいライフスタイルでした。 そして、現在、「当たり前」となったTSUTAYAがもたらしたものは、文化作品のシェアによる、日本人とエンターテイメントの大きな接点です。 映画館で映画を見る人よりも、DVDで映画を観る人が圧倒的に多くなり、 音楽市場(CD販売と音楽配信)としては、アメリカを抜き、日本が世界で第1位となりました。

 

Tカードという企画

TSUTAYAに続く企画に「Tカード」があります。 何枚ものポイントカードやクレジットカードでパンパンに膨らんだ財布を見て、 「これが1枚ですんだら、いいんじゃないですか。どこでもポイントが貯まって、使えるカードがあれば1枚でいいですよね」と、提案したのがTカードです。 これもデビューから10年が経ち、全国40,000店舗以上でポイントが貯まるようになりました。 アクティブユーザーは4000万人を超え、 日本人の3人に1人が持つメジャーカードになっています。

 

夢しか実現しない

つまり、「いまだ、顧客の誰もが気付かずにいる価値を提案して、カタチにするのが企画」 とも言えるわけです。 誰も気づいていない価値ゆえ、企画立案当初は誰にも理解されません。 企画というのは、ですから、「人々の理解の領域の外側にあるもの」なのです。 今は誰にも理解されないけれど、未来のスタンダードになるもの。 私たちは、それを、自らまずカタチにして提示し、少しずつ賛同を得ながら大きく育てています。 理解されないものを形にするのは、ハードな道です。 ハードな道を進むことを支えているのは、「夢」です。 こうなったら素敵でしょう・・・という夢見る力がエンジンです。 そう言うと、私たちが、夢追い人や、ロマンチストに見えるかもしれません。 ですが、私たちは「夢しか実現しない」と信じています。

 

約束と感謝

企画を、夢を実現するために、私たちがもっとも尊んでいることは、 「約束」と「感謝」です。 急に当たり前の道徳論になった・・・と思われるかもしれませんが、 約束と感謝をまっとうすることは、容易なことではありません。 約束をすることは簡単ですが、約束を守ることは実は難しいことなのです。 事業がうまくいっている時ほど、感謝は、ないがしろにされてしまいます。 しかし、約束と感謝を軽んじていると、企画会社は成り立ちません。 なぜなら、先ほど述べたように、企画は人々の理解の領域の外側にあるからです。 賛同を得るには、企画を理解してもらうのではなく、私たちという人間を信じてもらうしかありません。 カルチュア・コンビニエンス・クラブは、会社という利益共同体であることよりも、 約束と感謝を何より大切にしている、理念共同体なのです。

 

カルチュア・コンビニエンス・クラブ株式会社
代表取締役社長兼CEO

増田 宗昭

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