CCCMKホールディングス株式会社

コンサルティング事業第1本部 アカウント第1部 部長補佐

杉田 彩

顧客のために最善を尽くすことを信条とし、変革期のCCCグループで多様な挑戦を続けている杉田さん。店舗経験を経て、Vポイントサービスを導入しているアライアンス企業さまのコンサルティングを担当し、購買データを活用した店舗や商品の戦略立案など “本業支援”に取り組んでいます。さらに、CCCグループの本社移転プロジェクトにも携わり、「10年後の働き方」を考えたオフィス作りに尽力しました。常に仕事と誠実に向き合う杉田さんに、CCCで経験したこれまでの取り組みと今後の挑戦についてお話を伺いました。

これまでの経歴を教えてください。

私は2015年に新卒でCCCに入社しました。最初の3年間は「代官山 蔦屋書店」「湘南T-SITE」でお店の現場を経験しました。現場での経験は非常に貴重でした。お客さまと直接接することでニーズが分かったり、施策の企画から実行まで一連のサイクルが経験できたり、たくさんの店舗スタッフと一緒に運営することで人間関係の構築やより良いコミュニケーションが学べたり、最初の3年で社会人としての土台作りができたと感じます。その後、CCCMKホールディングスに移り、Vポイントのアライアンス企業さまのコンサルティングを行う部署に配属されました。入社4年目から現在まで7年間、スーパーマーケットの企業さまを担当させていただいています。最初は都心の企業さまを担当させていただき、現在は北から南まで約10社の企業さまを担当しています。

新卒でCCCグループに入社したきっかけを教えてください。

大きく2つあります。1つ目は、CCCは主体性を持って働ける会社だと感じたこと。2つ目は、物を作る・売るだけでなく、ライフスタイルや社会課題解決に興味があったためです。当時はCCCグループの採用方針が「企画会社」としての側面や「ライフスタイル提案」を強調しており、具体的な仕事内容は入社後に明かされるというスタイルでした。企業理念や実現したいことに共感し、自分がやりたいことも実現できそうだと感じました。また、主体性を持って働く人を歓迎している雰囲気も感じたので、そこに惹かれました。

どういったことを実現したいと思っていたのでしょうか。

大学生時代、NPO法人の学生事務局に入っていて、教育系の団体で社会的意義のある取り組みに関わっていました。その際、活動の継続には持続可能性が不可欠であることを実感し、ヒト・モノ・カネの流れを学びたいと思うようになったんです。商売で利益を生み出し、持続可能な流れを作ることのできる人になりたいなと思いました。規模は小さいかもしれませんが、その流れを経験できた3年間のお店での経験は今でも大きな財産となっています。

現在の仕事や携わっているプロジェクトについて教えてください。

現在はコンサルティング事業本部という部署で、Vポイントサービスを導入しているアライアンス企業さまのコンサルティングを行っています。具体的には、Vポイントサービスを通じてお預かりした購買データ等を活用し、店舗や商品の戦略を立てることに取り組んでいます。アライアンス企業さまにおけるデータ分析ニーズは年々増加しており、その領域も従来の販促活動に留まらず、多岐に渡っています。具体的には、顧客接点としてのアプリケーション開発やデジタルコミュニケーション施策、現場オペレーションプロセスの最適化、商品開発、プロモーション企画および実行、さらには出店計画や経営戦略の立案に至るまで、多様な領域でデータドリブンな意思決定が求められています。

私は現在、スーパーマーケットを運営する約10社のコンサルティング業務を統括しています。これまでは主に案件の実務担当者として業務することが多かったのですが、今は経営層との対話や契約交渉など、より戦略に関わる業務に携わることが多くなりました。その分、アライアンス企業さまが本当に解決したい課題は何なのか、私たちが提供できる価値は何なのか、向き合う機会が増えているように思います。

例えば、最近では地方百貨店のコンセプトを再考するプロジェクトを進めています。わざわざ足を運びたくなる百貨店とはどういったお店なのか? Vポイントの購買データやアンケート結果などの事実に基づき、現状のお客さまのニーズや課題を整理しました。そのうえで戦略・戦術・企画をまとめ、先方企業さまと話し合いながら新しいコンセプトを策定しました。今後はこの新たなコンセプトに基づいてお店づくりや販促活動に役立てていく予定です。CCCMKに留まらず、CCC全体のリソースを活かしたCCCらしい「企画」を立案し、先方企業さまと共に取り組みを進めています。このように、私たちはアライアンス企業さまが市場に対して持続的に価値提供するための“本業支援”に尽力しています。

CCCグループは2025年5月に本社を横浜に移転しました。この移転プロジェクトにも携わられたと聞きましたが、働く環境を企画する中で、ご自身の考え方に変化はありましたか。

「10年後の働き方」を考慮したオフィス作りが前提だったので、CCCグループで働く一人ひとりの多様な価値観や意見を会社として検討する機会だったように思います。プロジェクト内でもコミュニケーションの必要性や時間・場所に縛られない働き方など、さまざまな観点から意見交換が行われました。特に、新オフィスのコンセプトを決めるまでの過程には多くの時間と労力を掛けました。概念の抽象化と具体化を繰り返しながら試行錯誤を繰り返し、最終的に「CCC PARK」(=公園のように集える場所)というコンセプトにたどり着いた時の達成感は大きかったです。移転プロジェクトでは経営層とも対話をさせていただく機会が多かったのですが、判断や意思決定の過程を学び、自分の視野が広がりました。

「CCC PARK」をコンセプトとした横浜の新オフィス

仕事に向き合う姿勢や考え方について教えてください。

私はいつも顧客のためになることを最優先に考えるようにしています。CCCの行動規範にも「顧客の言うことを聞くな、顧客のためになることをなせ。」という言葉があります。営業職では、取引先さまの要望に従いがちですが、CCCの事業の出発点はそこではありません。本当に取引先さまのことを考えた時に何をすべきか、最善策が何であるかを見極めてご提案するようにしています。時には率直な意見を述べることもありますが、こうした対応が取引先さまとの信頼関係につながると考えています。

大切にしていることはありますか。

自分がまずできる限りの努力をすることです。吉田松陰が残した有名な言葉に「至誠にて動かざる者は、未だこれあらざるなり」というものがあります。元々は中国の孟子の言葉で「精一杯の誠意で相手に接すれば、それで心を動かされない人はいない。すなわち人を動かそうと思ったら、真心を持って精一杯の心で接するべし」という意味です。中学生の頃に出会った言葉で、それ以来自分の座右の銘にしています。この言葉に基づき、心を尽くして努力すれば、結果は必ず付いてくると信じています。

今後CCCグループで挑戦していきたいことを教えてください。

この数年はCCCグループ全体が変革期にあり、各事業でさまざまな変化が起こっているように思います。こうした変革の局面において事業運営に携われることに大きな意義を感じていますし、社員一人ひとりが、これまで蓄積してきた企画やデータの価値を再認識することも重要だと感じています。私自身、店舗勤務と営業職の両方を経験させていただいたことで、もっとこうすれば良くなるのではないか?と気付くこともありました。今後は事業の枠を超えた連携を深めることで、CCCグループ全体を発展させることができるのではないかと考えています。また、CCCグループ内に留まらず、外部に新たな企画を提供できるような取り組みにも挑戦していきたいです。将来的には、こうした多様なチャレンジができるCCCグループで働きたいと思う人が増えるように、社員が働き続けたいと感じる職場環境づくりにも取り組んでみたいと考えています。

  • 「関係を築く力」で、
    これからのまちの未来と
    働き方をつくる。

  • TSUTAYAで培った
    運営力を、
    新規事業に
    柔軟に生かす。

  • 生活者データを起点に、
    暮らしを豊かにする
    企画をつくる

  • 地域に根ざし、人をつなぎ、
    文化を育てる。
    15周年を迎える
    代官山T-SITEの
    現在地とこれから。

  • 誠実に仕事に向き合い、
    サウジアラビアでの
    出店に挑む。

  • 「約束と感謝」を胸に、
    CCCの未来を中国で築く。