CCCグループ 2010年3月期 通期連結業績

カルチュア・コンビニエンス・クラブ株式会社

当期純利益94億円(前年同期比115.7%、過去最高)
経常利益133億円 (前年同期比83.1%)
~2011年3月期 経常利益162億円、当期純利益95億円を予想~
~年間配当 11期連続の増配を予想~

 カルチュア・コンビニエンス・クラブ株式会社(コード番号4756:本社:東京都渋谷区、代表取締役社長兼CEO:増田 宗昭)の2010年3月期は、連結子会社の株式譲渡、不採算直営店舗の整理等を実施したことで売上高1,892億円 (前年同期比85.8%)となりました。また、映像レンタルを中心とした単価下落の影響で、営業利益は128億円(前年同期比 84.2%)、経常利益133億円は(前年同期比 83.1%)となっております。
 一方で、会員基盤や事業基盤は順調に拡大しており、事業間の相乗効果と効率化を図って当年度実施したグループ会社の統合に伴う税効果により当期純利益は、過去最高の94億円(前年同期比 115.7%)となりました。


■名寄せ後の会員数は、まもなく3500万人となり会員基盤はさらに拡大
 当社の会員基盤は、株式会社毎日新聞社様、株式会社ポイント様が新たにカード発行企業として加わり、カードの発行企業は前年の8企業から13企業に増加、発行拠点も14,000店舗まで拡大しました。また、提携先での会員獲得が進んだことで、名寄せ後のT会員数は前年対比259万人増の3,462万人まで増加しました。


■アライアンス・コンサルティング事業、ネット事業が引き続き好調
 アライアンス・コンサルティング事業では、3月からボシュロム・ジャパン株式会社様との提携を開始、従来の流通業に加えて製造業とのポイントアライアンスの取り組みを行うことで、新たなマーケティングデータの活用の可能性が広がりました。提携先についても前年3月末の50社から2010年3月末で69社31,657店まで拡大しています。
 また、ネット事業も、TSUTAYA DISCASの会員数が2010年3月末で90万人を突破するなど計画を上回る入会者数となり、引き続き順調に推移しております。


■TSUTAYA事業は、書籍、ゲーム販売が好調
 TSUTAYA事業では、映像レンタルについてレンタル枚数は増加するも、単価下落が響き、売上は厳しい結果となりました。一方で、書籍、ゲームの販売はともに通期の既存店売上が前年を上回り、好調に推移しています。


■ 2011年3月期通期連結業績予想 経常利益162億円 当期純利益95億円
 アライアンス・コンサルティング事業、ネット事業を中心とした事業拡大及びTSUTAYA事業の改善により、経常利益162億円(前年対比121.5%)を見込んでおります。また、配当についても年間10円を予定しており、上場以来11期連続での増配を予想しております。


※詳細は添付PDF資料をご確認下さい

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本件に関するお問い合わせ

カルチュア・コンビニエンス・クラブ株式会社
社長室 広報担当 高橋 祐太   
TEL:03-5424-1937