梅田 蔦屋書店 店長・北田博充(文学コンシェルジュ) 編著 『本屋のミライとカタチ -新たな読者を創るために-』 2月16日(金)刊行

カルチュア・コンビニエンス・クラブ株式会社

―これからの本屋を面白くするアイデアが満載! 業界内外のキーパーソンたちが
"本屋のミライとカタチ"について語り合う、トークイベントを全国6か所で実施―

カルチュア・コンビニエンス・クラブ株式会社(本社:東京都渋谷区、代表取締役社長兼COO:髙橋誉則、以下「CCC」)が運営する「梅田 蔦屋書店」の店長であり、文学コンシェルジュでもある北田博充が、8年ぶりの著書『本屋のミライとカタチ -新たな読者を創るために-』(PHP研究所)を刊行、2024年2月16日(金)より全国の書店にて販売を開始します。

20240116_kitada_01.JPG詳細はこちら:https://store.tsite.jp/portal/blog/humanities/38186-1754400109.html


 『本屋のミライとカタチ -新たな読者を創るために-』は、本の魅力を多角的に伝えている人の活動、他業種の復活事例などから、書店の将来の可能性を探る本です。「書店員」だけではなく、「本の魅力を伝える人」すべてを広義の「本屋」ととらえ、未来の読者を創るために活動されている、元高校国語科教諭・嘉登隆さんや、小説紹介クリエイターのけんごさんなどをインタビューで紹介しています。
  
 若者の読書離れ、書店数の減少等、昨今メディアが取り上げる「本にまつわるニュース」はネガティブなものが増えていますが、その一方で全国各地にユニークな独立系書店が開業したり、一年に何度かは雑誌で「本屋特集」が組まれたりするなど、本を愛し本屋を愛する人たちの熱気は冷めることがありません。

 本書刊行の目的は、「新たな読者層の創出」により出版業界を活性化していくことです。そのためには、「普段本を読まない人」や「書店に足を運ぶ習慣がない人」たちに焦点を当て、このような方々をどのように顧客化すればよいかを考える必要があります。その具体的な手法として、出版業界内の有識者のみならず、出版業界外で本に深く関わる人たちにインタビューをすることで、これまでの「本屋本」で言及できていなかった打開策を明示し、読者自身が自分の行動範囲の中で「本の魅力を伝える」ようになることを目指します。

■著者プロフィール 
北田博充(きただ・ひろみつ) 梅田 蔦屋書店 店長・文学コンシェルジュ
20240116_kitada_02.jpg大学卒業後、出版取次会社に入社し、2013年に本・雑貨・カフェの複合店「マルノウチリーディングスタイル」を立ち上げ、その後リーディングスタイル各店で店長を務める。2016年にひとり出版社「書肆汽水域」(https://kisuiiki.com/)を立ち上げ、長く読み継がれるべき文学作品を刊行している。2016年、カルチュア・コンビニエンス・クラブ株式会社に入社。現在、梅田 蔦屋書店で店長を務める傍ら、出版社としての活動を続けている。2020年には本・音楽・食が一体となった本屋フェス「二子玉川 本屋博」を企画・開催し、2日間で3万3,000人が来場。著書に『これからの本屋』(書肆汽水域)、共編著書に『まだまだ知らない 夢の本屋ガイド』(朝日出版社)、共著書に『本屋の仕事をつくる』(世界思想社)がある。 

<刊行記念トークイベントを実施>
本作の刊行を記念し、出版・書店業界 内外で活躍するキーパーソンを招いて、全国6か所の書店を会場に"本屋のミライとカタチ"について語り合うトークイベントを開催します。ぜひご参加ください。

■2024年2月17日(土) 15:00~17:00
トークテーマ:本屋を始めたいあなたへ! 
会場:奈良 蔦屋書店 
くわしくはこちら:https://store.tsite.jp/nara/event/shop/38005-1747371227.html

薬局と本を掛け算して「ページ薬局」を立ち上げた瀬迫貴士さん、最低1冊からでも本を卸売りする「Foyer(ホワイエ)」を事業化した吉田正隆さん(楽天ブックスネットワーク)をお招きし、本屋を開くためのノウハウをお聞きします。 

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(左)瀬迫貴士氏 (右)吉田正隆氏

■2024年2月21日(水)18:00~20:00  
 会場:代官山 蔦屋書店
くわしくはこちら:https://store.tsite.jp/daikanyama/event/humanities/37863-1746021219.html

◎第1部(18:00~18:30) 
トークテーマ:新たな読者を創るために
本書のテーマ「新たな読者を創るために、私たちができることは何か?」について、著者の北田博充と代官山 蔦屋書店 人文コンシェルジュの岡田基生がお話しします

20240116_kitada_04.png(左)北田博充(梅田 蔦屋書店)(右)岡田基生(代官山 蔦屋書店)

◎第2部(18:40~19:40)
トークテーマ:本を読まない人に、本の面白さを伝えてきた3人の話
本書の第2章に掲載されている、小説紹介クリエイター・けんごさんの動画紹介の手法を「これはまさにヴィレッジヴァンガードのPOPメソッドだ!」「けんごさんが考えてることは当時のヴィレッジヴァンガードとすごく似ている」と、元ヴィレッジヴァンガードの花田菜々子さん(蟹ブックス)と粕川ゆきさん(いか文庫)は言います。3人に共通する「本を読まない人に、本の面白さを伝える方法を模索し続けてきたこと」についてお話を伺い、今後、新たな読者を増やすためにどんなことができるのかを考えます。

20240116_kitada_05.png(左)けんご氏(中)花田菜々子氏(右)粕川ゆき氏

◎質疑応答(19:40~20:00) 
第1部、第2部の登壇者が全員登壇します。 

■2024年2月22日(木)19:00〜20:30 
 トークテーマ:「これからの本屋」を面白くするために 
 会場:六本木 蔦屋書店 
くわしくはこちら:https://store.tsite.jp/roppongi/event/shop/38040-1935171229.html
 
本屋が「本を売るだけの場所」だった時代は過ぎ去り、今では様々な形態の本屋が存在するようになりました。ネットニュースで書店の閉店がネガティブに報じられる一方で、前例のないユニークな本屋が次々にオープンし、広くお客様から支持されており、「これからの本屋」をまだまだ面白いものにできそうです。 
本書に関わった有地和毅さん(YOURS BOOK STORE)、内沼晋太郎さん(NUMABOOKS)、田口幹人さん(未来読書研究所)をお招きし、著者・北田博充も交えて、どうすれば「これからの本屋」を面白いものにできるのか、各々の知識や経験をもとにお話しいただきます。 

20240116_kitada_06.png(左)有地和毅氏(中)内沼晋太郎氏(右)田口幹人氏

■2024年2月23日(金・祝) 19:00~20:30
会場:TOUTEN BOOKSTORE(名古屋)
くわしくはこちら: https://www.touten-bookstore.net/s/stories/24223-24225

本書のなかで座談会に参加している青山ブックセンター店長・山下優さん、著者・北田博充の2人が、本屋という場所や仕事の可能性、そしてちょっと先の本屋について、さらにはもっと未来の本屋のあり方について自由に語り合います。聞き手は、出版取次にて書店営業として勤めたのち独立し、名古屋・金山にコーヒーやビールも飲める新刊書店をオープンしたTOUTEN BOOKSTORE店主・古賀詩穂子さん。


20240116_kitada_07.jpg(左)山下優氏(右)古賀詩穂子氏

■2024年2月24日(土) 16:00~18:30
トークテーマ:「本屋のミライとカタチ」を考える 
会場:梅田 蔦屋書店 シェアラウンジ〈スカイエリア〉 
くわしくはこちら: https://store.tsite.jp/umeda/event/business/37693-1824231210.html

「未来の本屋」はどのような形になるのか? この問いに対する答えを想像する時、突拍子もない近未来的な空想が頭をよぎりそうになりますが、未来は「現在」の延長線上にあり、「現在」と地続きなのだと考えると、今の立ち位置から思い巡らすより方法はありません。今、書店の最前線で仕事をされている4人の書店人をお招きし、「これからの本屋」のあり方や可能性についてお話をお聞きします。 
  
◎第1部(16:00~17:00) 
長谷川紀雄(紀伊國屋書店 梅田本店 店長)
堀内理(ジュンク堂 三宮店 店長)
北田博充(梅田 蔦屋書店 店長)
※聞き手:兼田将成(PHP研究所)


20240116_kitada_08.png(左)長谷川紀雄氏(右)堀内理氏

◎第2部(17:15~18:15) 
大垣守可(大垣書店 コンテンツ事業部 事業部長)
山下優(青山ブックセンター本店 店長)
※聞き手: 北田 博充


20240116_kitada_09.png(左)大垣守可氏(右)山下優氏

◎質疑応答(18:15~18:30) 
第1部、第2部の登壇者が全員登壇します。 

■2024年3月2日(土)19:00~21:00
会場:本屋B&B(東京・下北沢)
くわしくはこちら:https://bb240302a.peatix.com/
会場は、本とビールとイベントを掛け算した下北沢の新刊書店「本屋B&B」。
『本屋のミライとカタチ』の刊行を記念し、本屋B&Bに携わってきたオーナーの内沼晋太郎さん、NUMABOOKSの松村孝宏さん、そしてエイチアンドエスカンパニー(H.A.B)の松井祐輔さんをゲストに迎え、著者の北田博充と一緒に「今、私たちが本屋について考えていること」についてお話しいたします。それぞれ取次、出版社、本屋の三者を経験している4人のスペシャルトークをお見逃しなく!


20240116_kitada_10.png(左)内沼晋太郎氏(中)松井祐輔氏(右)松村孝宏氏

■書籍概要
20240116_kitada_01.JPG書名:本屋のミライとカタチ -新たな読者を創るために-
著者:北田博充
出版社:PHP研究所
仕様:四六 並判(仕上り188×128 mm)右開き 
定価:1,870円(税込)
発売日:2024年2月16日(金)
ISBN:9784569856353 

<目次> 
第一章 本屋とは誰か? 
 インタビュー: 芹澤連(コレクシア) 
  
第二章 本への入口を創る 
第一節 高校国語科教諭は本屋か? 
 インタビュー: 嘉登隆(元高校国語科教諭) 
 コラム: 田口幹人(未来読書研究所)「これからの読者のために」 
  
第二節 TikTokerは本屋か? 
 インタビュー: けんご(小説紹介クリエイター) 
 コラム: 粕川ゆき(いか文庫)「本屋というモノとコト」 
  
第三章 異業種から学ぶ 
第一節 異業種から学ぶ「新規顧客創出法」 
 インタビュー: 瀬迫貴士(ページ薬局) 
 コラム: 内沼晋太郎(numabooks)「〈本×〇〇〉こそが王道です」 
  
第二節 プロレス業界のV字回復と本屋の未来 
 インタビュー: 高木三四郎(CyberFight) 
 コラム: 伊野尾宏之(伊野尾書店)「伊野尾書店がDDTから学んだこと」 
  
第四章 新たな読者を創るために 
座談会: 有地和毅(日本出版販売)、花田菜々子(蟹ブックス)、森本萌乃(MISSION ROMANTIC)、山下優(青山ブックセンター) 
  
  
■取り扱い店舗 
本書は、以下の蔦屋書店・TSUTAYA BOOKSTORE・TSUTAYAのほか、全国の書店、オンライン書店で取り扱っています。 

函館 蔦屋書店 / 柏の葉 蔦屋書店 / 浦和 蔦屋書店 / 湘南 蔦屋書店 / 銀座 蔦屋書店
六本木 蔦屋書店 / 中目黒 蔦屋書店 / 代官山 蔦屋書店 / 二子玉川 蔦屋家電 / 名古屋みなと 蔦屋書店
奈良 蔦屋書店 / 京都岡崎 蔦屋書店 / 京都 蔦屋書店 / 枚方 蔦屋書店 / 梅田 蔦屋書店
高知 蔦屋書店 / 広島 蔦屋書店 / 六本松 蔦屋書店 / TSUTAYA BOOKSTORE ららぽーとEXPOCITY
TSUTAYA 三軒茶屋店 / TSUTAYA 館山店 / ビッグワンTSUTAYA さくら店 /TSUTAYA 藤枝瀬戸新屋店
TSUTAYA 城西店

オンラインストア: https://store.tsite.jp/item-detail/humanities/38402.html

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本件に関する資料

本件に関するお問い合わせ

カルチュア・コンビニエンス・クラブ㈱ 広報室 
TEL 03-6800-4764 Mail:inquiry@ccc.co.jp