蔦屋書店のコンシェルジュが企業と創る、新しいライフスタイル提案のカタチ

蔦屋書店では、感性を刺激する居心地の良い空間の中で、各ジャンルに精通したコンシェルジュが本を中心にライフスタイルを提案しています。今、その活動は店舗を超え、企業とのコラボレーションで新たな価値を創造しています。(2026.02.13 up)

コンシェルジュとは?

専門性や幅広い知見を活かし唯一無二のライフスタイル提案を行うプロフェッショナルが生み出す価値

コンシェルジュのはじまりは2011年。「代官山 蔦屋書店」をオープンする際に、書店としては画期的な取り組みとして導入しました。今では文学・歴史・絵本などの本の各ジャンルに加え、ライフスタイル提案のジャンルとして旅・食・ファッションなど、計13ジャンル約100名のコンシェルジュが蔦屋書店では活躍しています。彼らは日々専門分野の知識と感性をアップデートし、その知見を売り場の企画として形にすることで、蔦屋書店を常に知的好奇心が刺激される場所にしています。

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「代官山 蔦屋書店」の開店時にコンシェルジュを定義した「Culture of 蔦屋書店ー蔦屋書店をつくるための60章ー」より
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全国のコンシェルジュが着用しているコンシェルジュバッジ。江戸の名プロデューサー・蔦屋重三郎のように、コンシェルジュ全員が“現代の蔦重(プロデューサー)でありたい”という思いを込めて、「耕書堂」の屋号のデザインをモチーフにしています。

知識と感性で生み出す新しい体験を。蔦屋書店におけるコンシェルジュの提案

蔦屋書店のコンシェルジュは、売り場づくりや店頭での選書にとどまらず、イベントや商品開発、著書の刊行など、さまざまな形でライフスタイル提案を行っています。毎年秋の読書週間と本の日(11月1日)に向けて全国の蔦屋書店で展開する「コンシェルジュ文庫」は、その象徴的な取り組みです。普段は各店舗で活躍するコンシェルジュたちがひとつのテーマに沿って選び抜いた文庫本を並べ、全国のお客さまに“新たな本との出会い”を届けます。

さらに、過去半年の間に出会った文学作品のなかで、新作・旧作を問わず本当に読んでほしい本を選出する個人文学賞「河出真美賞」や、料理本を用いた子どもたちも楽しめるお菓子教室体験イベント、旅コンシェルジュが国境なき医師団や各専門家たちとともに、中東イエメンのリアルなストーリーを語るトークイベントなどを実施。親子で楽しめるものから、深い学びを得るものまで、幅広いテーマのイベントを企画・プロデュースしています。

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全国の蔦屋書店で秋に展開する「コンシェルジュ文庫」。7回目となった2025年は、「100歳までに読んでおきたい本」をテーマに年齢に沿ったおすすめの本をコンシェルジュがセレクト。
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江別 蔦屋書店で開催したトークイベント「コーヒーからめぐる世界」の様子。旅コンシェルジュが国境なき医師団や各専門家たちとともに、中東イエメンのリアルな旅のストーリーを語りました。

こうした知識と経験は、著書や商品開発にも活かされています。例えば、梅田 蔦屋書店の店長であり文学コンシェルジュでもある北田博充は、2016年にひとり出版社「書肆汽水域」を設立し、2020年には「二子玉川 本屋博」を企画・開催し、2025年からは、全国の書店員がフェア企画を競う「Book Fair Championship(BFC)」の実行委員長も務めています。

また、文具コンシェルジュ・佐久間和子は、ドイツの筆記具ブランド「Kaweco」とコラボし、オリジナルイラストをあしらった限定万年筆やインクを開発しました。さらに、旅コンシェルジュ・森卓也は、130ヵ国以上を旅した知見により、辺境から都市まであらゆる旅のニーズに対応するメッセンジャーバッグを企画・開発するなど、オリジナル商品を生み出しています。※メッセンジャーバッグは現在開発中。今後、クラウドファンディングで支援を募集していく予定。

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文学コンシェルジュ・北田が実行委員を務める「Book Fair Championship(BFC)」。第二回BFC を2026年2月に開催し、全国の書店員がフェア企画を競いました。
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文具コンシェルジュ 佐久間がデザインした「Kaweco」の筆記具。佐久間は代官山 蔦屋書店 文具フロアのInstagramで手描きバースデーカードを毎日投稿し文具の使用感を伝えています。

蔦屋書店の外でも。企業と創る新しい価値

コンシェルジュの活動は、外部の企業とともに新しい価値を創出し、店舗の枠を超えて広がっています。商品企画やイベント登壇、メディア出演など、そのフィールドは多岐にわたり、文化とライフスタイルをつなぐ架け橋として、常に新しい体験を届けています。

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文学コンシェルジュ・江藤宏樹は、本と「ラムダッシュ パームイン シェーバー事業70周年記念モデル ES-PV70」に共通する“シンプルで美しい機能美”について言及。長く使える佇まいや触り心地を重視し、歴史とこだわりが宿るデザインに価値を見出しています。

その一例が、パナソニック株式会社のシェーバー「ラムダッシュ パームイン シェーバー事業70周年記念モデル ES-PV70」のプロモーションです。文学、ファッション、旅、音楽、美容・健康といった多様な分野のコンシェルジュが、それぞれの専門性を生かし「ラムダッシュ パームインのある暮らし」を動画で紹介しました。手のひらサイズでありながら高機能、シンプルで洗練されたデザインを、ライフスタイルの文脈で語ることで、製品の魅力をより深く伝えています。

彼らの提案力は空間づくりにも発揮されています。“自宅のように暮らせるホテル”という新しい概念の宿泊施設ブランド「Sumu powered by Airbnb Partners(以下、Sumu)」の0号店となる「Sumu Ueno East」の立ち上げに、蔦屋書店のコンシェルジュが参画し、インバウンド観光客がもつ「ステレオタイプな日本文化」のイメージを刷新するカルチャー空間をデザインしました。

ホテルの入り口には、コンシェルジュが選書した本が並ぶ「Sumu Lounge」を設置。伝統芸能、神社仏閣、アニメ、ゲームといったよく知られたジャパンカルチャーから、現代アート、広告文化、萌え、呪物、アウトサイダーアートなど独自の視点まで、幅広い選書でリアルな日本文化を体験する場を演出しています。さらに、3階には「アナログレコードのある暮らし」をテーマにした客室「Culture(Music)」を設け、レコードで楽しむ音楽体験を提案。海外からの観光客に人気の日本のシティポップやアニメ音楽などをそろえ、旅の記憶に音楽を刻む空間を創出しました。4階の客室「Culture(Japan)」では「日本の暮らしの美と暮らす」をテーマに、煎茶道具や酒器など、日本の暮らしの中で長く愛されてきた生活道具を、正しい使い方や由来とともに紹介。美意識を感じながら滞在いただける空間です。

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1階の「Sumu Lounge」。伝統だけでなく、日本の日常に根ざしたリアルカルチャーを体感できる空間。ポップで美しく、時に大胆な文化が、海外からの観光客の日本観を再編集します。
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3階の客室「Culture(Music)」。ジャケットからレコードを取り出し、ゆっくりと針を落とす。その行為も含めた贅沢な音楽の「体験」を提案。
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4階の客室「Culture(Japan)」。民藝品や生活道具を手に取り、使い方や由来を知ることで、日本文化の奥深さを体感できます。

蔦屋書店のコンシェルジュは、本を中心にライフスタイル提案ができるプロフェッショナルとして、その専門性と柔軟性を活かした多彩な活動を社内外で展開しています。今後もCCCとコンシェルジュは、お客さまの暮らしや企業の課題に寄り添い、「文化的専門性」×「ビジネス設計力」×「メディア発信力」で、企業とともに新しい文化体験を創出し続けます。

パナソニック「ラムダッシュ パームイン シェーバー事業70周年記念モデル ES-PV70」プロモーションサイト:

https://store.tsite.jp/portal/program/lamdash-palm/
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