代官山 蔦屋書店を見て、本屋の概念が変わった。この“顧客体験”を湘南T-SITEで広げたいと思った。
カルチュア・コンビニエンス・クラブ(株)蔦屋書店事業本部 東日本運営部 湘南T-SITE 湘南 蔦屋書店 店長(2024年入社)
菅野 和樹Kazuki Sugano
前職:アパレルブランド店 店長。アパレル業界からライフスタイルを提案する舞台へ転身。 現在は、複合施設である「湘南T-SITE」において「湘南 蔦屋書店」 店長として書店運営全般を担うほか、「SHARE LOUNGE」、「TSUTAYA Conditioning PILATES」、「湘南T-SITE YOGA studio」などの運営も担当。
「本屋」という枠を超え、新しい体験が生まれる場所で働く今のやりがいとは──。 「顧客体験をつくる」という想いを胸に、新しい挑戦を続けている。
転職を考えたきっかけ
前職ではアパレルブランドで店長として7年間勤務していました。店の運営を任される立場にやりがいはありましたが、「もっと自らの意思で数字を作りたい」「より大きな責任を持って店舗を動かしたい」という想いが強くなり、転職を決意しました。
蔦屋書店との出会い
エージェント経由でCCCの求人を見つけ、面接の際に訪れた代官山 蔦屋書店で「本屋の概念がまるで違う」という強烈な衝撃を受けました。そこには本と雑貨が境目なく混ざり合い、生活提案がなされている光景がありました。本単体、雑貨単体で見るよりも、それらが織り交ぜられていることで「なんて楽しいんだろう」と心から感動したのを覚えています。
働いている側の視点で見ても、アパレルのような「商品を売る接客」とは一線を画す、そのジャンルを心から愛し、自ら実践しているコンシェルジュによる深い提案、そして「心地よい時間」そのものを提供する姿に惹かれ、「この体験を自分の街でも広げたい」と入社を即決しました。
入社の決め手
面接では、転勤や報酬について率直に情報を共有してもらえたことで、納得感を持って選考に臨めました。
オファー面談で働き方や残業のこともきちんと確認でき、安心して入社を決めることができました。
入社後のリアル
現在は湘南 蔦屋書店をはじめ、館内で提供する「SHARE LOUNGE」、「TSUTAYA Conditioning PILATES」、「湘南T-SITE YOGA studio」など、複数のサービスを束ねて店舗全体の運営を担当しています。
「湘南T-SITE YOGA studio」では自前で講師を手配し、本格的なレッスンを行うなど、お客さまの日常を豊かにする多様な提案ができるのが魅力です。
一日の流れは、メールや進捗の確認、売場チェックから始まり、ミーティングやシフト作成、数字の確認などを行っています。チームミーティングでは、社員やスタッフ一人ひとりとしっかり対話することを大切にしています。


蔦屋書店で感じた"顧客体験"の本質
アパレル時代も"生活提案"は大切にしていました。しかし、決定的に違うのは"売らない接客"があるということ。お客さまが本を読みながらコーヒーを飲んで、ゆっくり過ごされている。そういう体験を提供する場所なんだと気づきました。
湘南T-SITEで目指す顧客体験
湘南T-SITEの特徴は、書店とテナントがシームレスにつながっていること。植栽ショップの隣に園芸書が並び、自転車店のそばにサイクリング本があります。
私がおすすめしたいのは、午前中に来て、SHARE LOUNGEの一日プランでチェックインして、ラウンジと店舗を行ったり来たりしながら、のんびり過ごす体験です。
実際に、親子が横並びで過ごしている姿もあります。"勉強するため"だけでなく、"一緒に時間を過ごすため"にここを選んでくださっている。その光景を見たとき、ここは本当に意味のある場所だと感じました。
物を売るのではなく、お客さまが心地よく過ごせる時間を提供する。それが湘南T-SITEの顧客体験です。
成長とやりがい
仕事をしていく中で視野が広がり、自身の中での店長という役割の捉え方も変わってきて、今はより広く戦略的な視点を持ちながら「お客さまにどんな体験を届けるか」を起点に考えるようになりました。
チームメンバーから「菅野さんがいるから安心して働くことができる」と言われた時は、信頼を築けた手応えを感じました。また、SHARE LOUNGEを月額でご利用いただいているお客さまから、ご意見いただいていたサービス内容についてその改善後に「対応ありがとう」と声をかけていただいた時は、お客さまのためになったと強く実感できました。

これからの目標
最近強く意識しているのが、“プラットフォームをつくる”という視点です。
2026年5月に開催する「えほん博 in 湘南 蔦屋書店」の企画を通じて、イベントそのものが目的ではなく、絵本を通じて人が集まり、時間を共有できる“場”をつくることが本質だと気づきました。何屋か分からなくていい。湘南T-SITEという“場”をつくる仕事なんです。
次は館長になって、一つの商業施設を自分の手で動かしてみたいです。
お客さまに満足してもらえるように、“カルチュア・インフラ”を動かす立場として挑戦していきたいと思っています。
応募を検討している方へ
蔦屋書店は、単なる小売業ではなく“新しい体験を生み出す場所”です。
お客さまに喜ばれる体験を一緒につくっていける人と働きたい。
この仕事でしか得られない喜びを、ぜひあなたの手で感じてほしいと思います。