50年後も読まれている作品を育てていきたい。「TSUTAYAえほん大賞」

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全国のTSUTAYA、蔦屋書店の児童書に関わる担当者が選ぶ賞


2020年10月29日、第1回TSUTAYAえほん大賞受賞作品の発表と授賞式を開催しました。大賞は、『パンどろぼう』(著者:柴田ケイコ/出版社:KADOKAWA)、新人賞は『そらいろのてがみ』(著者:ながしまひろみ/出版社:岩崎書店)でした。

 えほん大賞開催のきっかけは、「自分の子どもにも読み継ぎたい。語り継いでいきたい。50年後も読まれる作品をTSUTAYAで育てていきたい」という想いから。候補となるのは、直近1年間に出版された絵本で、全国のTSUTAYAの書籍売場で展開し、盛り上げます。お客さまにとって、今まで知らなかった新しいえほんに出会える機会をつくります。


世の中のお母さんたちが、自分が読んでもらった同じ本を、子どもや孫に読み紡いでいる


「TSUTAYAえほん大賞」の企画者である㈱蔦屋書店の村辻は、50年以上刊行された絵本が今でもロングセラーになっているということは、世の中のお母さんたちが、自分が読んでもらった同じ本を子どもや孫に読み紡いでいるんだという事に気がついた。今の作品も同じように紡いでいって欲しいと思ったのだという。そして、絵本は、読んでくれた人との思い出と一緒に、宝箱に入っている思い出を愛でる。そんな作品を発信していきたいという想いから、この企画を実現しました。

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