ベビーシッターの資格を持つ2人の女の子のお母さん・横澤夏子さんがゲスト出演 第3回『TSUTAYAえほん大賞』授賞式レポート 大賞はヨシタケシンスケ『かみはこんなに くちゃくちゃだけど』に決定!

カルチュア・コンビニエンス・クラブ株式会社

~横澤夏子さん「親子で楽しめる時間がぐっと増える作品に出会えて嬉しいです」~

カルチュア・コンビニエンス・クラブ株式会社(以下、TSUTAYA)は、"50年後も読まれている作品をTSUTAYAで育てていきたい"という願いを込めた『TSUTAYAえほん大賞』の第3回受賞作品発表および授賞式を10月26日(水)に代官山 蔦屋書店 SHARE LOUNGEイベントスペース(東京都渋谷区)にて開催し、大賞は『かみはこんなに くちゃくちゃだけど』(著者:ヨシタケシンスケ/出版社:白泉社)、新人賞は『なみのいちにち』(著者:阿部 結/出版社:ほるぷ出版)に決定いたしました。

■第3回『TSUTAYAえほん大賞』: http://tsutaya.jp/ehon-awards2022/
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授賞式では、TSUTAYA・蔦屋書店で児童書に関わる全てのスタッフにより選ばれた受賞作品10タイトルと新人賞の発表に加え、1位・新人賞に選ばれた作品の授賞式を実施いたしました。3回目の開催となる今回は、授賞式に第1回「TSUTAYAえほん大賞」でもゲストでご登壇いただいたベビーシッターの資格を持ち、2人の女の子のお母さんである横澤夏子さんをゲストに、MCは前回に続き、保育士など育児に関する資格を多数取得しているタケトさんをお迎えしました。おふたりには、普段のご自宅での絵本の読み聞かせスタイルや、各作品への感想などを交えながら、授賞式を盛り上げていただきました。なお、受賞作品は、10月27日(木)より全国のTSUTAYAの書籍売り場にてコーナー展開をいたします。

■横澤夏子さんのコメント
20221026_ehon_02.jpg「子どもに1日3冊読み聞かせをするという習慣はずっと続けていて、第1回の時に教えていただいた『表紙と裏表紙もしっかり読んで』というアドバイスに感銘を受けたので、それから実践しています。
子どもと感情を共感することって難しいと思っていたけど、絵本を通じて共感できることがたくさんあるので、読み聞かせが楽しいです。今回の受賞作品を知って、親子で楽しめる時間がぐっと増えると思うと嬉しいです。これからもたくさん絵本を読んでいきたいと思います。」

■大賞受賞作家 ヨシタケシンスケ先生のコメント
20221026_ehon_03.jpg「この度はこのような賞をいただき、ありがとうございます。生きていると良いことも悪いこともあるけれど、大事なのは自分が受け取る順番なんだと、そういう世の中の在り様をそのままの形で作品にできて嬉しいです。これからもヘンなテーマをヘンな形で本にして、素敵な苦笑いを提供していきたいと思います。」

□受賞作品『かみはこんなに くちゃくちゃだけど』
 歌手になりたいと願う女の子、自分が何に向いているかわかったおじいちゃん、朝顔の花が咲いたのを発見した女の子...。こんな時代だからこそ、日常に小さな希望を見つけたい。どこかのページに、あなたがいるかもしれません。子どもだけでなく、大人も何度も開きたくなる絵本です。

■新人賞作家 阿部結先生のコメント
20221026_ehon_04.jpg「この度は新人賞をいただき、ありがとうございます。私が生まれ育った宮城県気仙沼市の海を思いながら創ったので、その作品を50年後も読み継ぎたい絵本に選んでいただけたことが嬉しいです。これからもたくさん絵本を創っていきたいと思います。」

□受賞作品紹介『なみのいちにち』
 さん ささーん。わたしは、波。波の1日は忙しい。朝一番で船を沖へと送り出し、さざ波で泣く子をあやす。いたずら小僧と鬼ごっこした後は、海水浴で賑わう浜辺で大はしゃぎ。昼下がり、まどろみから目をさましたら。海ってほら、不思議な出会いがあるでしょう。あなたも海へ来れば、きっとわかるはず。そして、夕陽が沈み、闇がきて、満月が顔を出すとき...?

□『TSUTAYAえほん大賞』とは
全国の、TSUTAYA・蔦屋書店の児童書に関わる担当者が自分の子どもに読み継ぎたい・語り継いでいきたい50年後も読まれている作品をTSUTAYAで育てていきたい、という願いを込めて直近1年間に出版された絵本の中から選出。受賞作品を店頭展開で盛り上げ、先々、ロングセラーへと育てていく、えほん賞です。

■受賞作品一覧

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